家具を選ぶとき、デザインやサイズ、価格を重視する方は多いですが、実は「木材の種類」も長く愛用するための大切なポイントです。
同じ形の家具でも、使われている木材によって色合いや木目、雰囲気はもちろん、経年変化や傷のつき方まで異なります。
今回は、代表的な木材の特徴と、暮らしに合わせた選び方をご紹介します。
木材によって家具の印象は大きく変わります
木材には一つひとつ個性があります。
明るくナチュラルなイメージ、落ち着いた高級感のある印象、木目が力強く存在感があるもの、時間とともに色が深まり味わいが増すもの…。
家具のデザインの他に、どんな部屋にしたいか、どんな暮らしを送りたいかをイメージすると、自分に合った木材が選びやすくなります。
人気の木材
オーク材

明るい色合いと美しい木目が特徴。
北欧テイストやナチュラルなインテリアと相性が良いです。
硬くて丈夫な木材なので、テーブルなど使用頻度の高い家具に多く採用されています。
・永く使える丈夫な家具が欲しい
ウォールナット材

深みのあるブラウンと上品な木目が魅力。
高級家具にも多く使われており、空間全体を落ち着いた印象にしてくれます。使い込むほどに色艶が増し、経年変化によって味わい深い表情を楽しめます。
・高級感のある空間を作りたい
タモ材

木目がはっきりとしており、まっすぐ伸びる美しいラインが特徴。明るく軽やかな色合いで、お部屋をすっきりと広く見せてくれます。硬く丈夫でありながら弾力性もあり、テーブルやチェアなど幅広い家具に使われています。
・木目を楽しみたい
ラバーウッド材

明るくやさしい色合いと、穏やかな木目が特徴の木材です。適度な硬さがあり、テーブルやチェアなど幅広い家具に使われています。ゴムの樹液を採取した後の木を有効活用しているため、環境にやさしい素材としても注目されています。ナチュラルな雰囲気で、さまざまなインテリアになじみやすいのも魅力です。
・木の優しい風合いを楽しみたい
ビーチ材

明るくやさしい色合いと、きめ細かくなめらかな木目が特徴です。硬く粘りがあり、丈夫で加工性にも優れているため、テーブルやチェアなど幅広い家具に使われています。主張しすぎない自然な風合いで、ナチュラルから北欧テイストまで合わせやすく、お部屋を明るく軽やかな印象にしてくれる木材です。
・木目の主張が少ないスッキリした家具を選びたい
比較表

木材選びでチェックしたいポイント
ここまで代表的な木材をご紹介しましたが、結局どれを選べばいいの?と迷う方も多いのではないでしょうか。
木材は種類によって見た目だけでなく、硬さや傷つきやすさ、価格なども異なります。家具を選ぶ際はデザインだけでなく「どこで、どのように使うか」を考えることが大切です。
お部屋の雰囲気に合わせて選ぶ
明るくナチュラルな部屋には、オーク材やタモ材、ビーチ材などがおすすめ。
木のやさしい風合いを取り入れやすく、北欧テイストやナチュラルテイストともよく合います。
落ち着いた雰囲気や高級感を出したい場合は、深みのあるブラウンが特徴のウォールナット材がおすすめ。
家具単体の色だけでなく、お部屋の床や建具、すでにお持ちの家具との組み合わせを考えると、統一感のあるお部屋に仕上がります。
家具の使い方に合わせて選ぶ
毎日使うダイニングテーブルやチェアは、見た目だけでなくい耐久性も重要です。
オーク材やタモ材などの硬く丈夫な木材は使用頻度の高い家具にも向いています。
一方、ラバーウッド材は比較的リーズナブルで加工しやすく、様々な家具に使われています。「できるだけ価格を抑えたい」という方にも選びやすい木材です。
木目や色合いの違いも楽しむ
天然木を使用した家具は、同じ木材、同じ商品でも、木目や色合いが一つひとつ異なります。
節の入り方や木目の濃淡も天然木ならではの特徴です。全く同じ表情のものはなく、使い続けることで色合いや風合いが変化していくことも木製家具の魅力のひとつ。
木材の個性として、その違いも楽しんでみてください。
「無垢材」と「突板」の違いは?
家具を探していると、無垢材や突板という言葉を目にします。
無垢材とは丸太から切り出した天然の木材を100%使用した素材です。天然木の家具は重量があり移動が大変ですが、木本来の質感や風合いを楽しめ、使い込むほどに味わいが増していきます。

突板というと、偽物感やチープなクオリティなものという印象をお持ちの方も多いと思いますが、現在では非常にクオリティの高い、無垢材との見分けがつかないような造りの突板も多くあります。
また、自由に木目を貼ることができるので、画像のようなヘリンボン調など綺麗なデザインのものが多いですを作ることも可能です。
まとめ
家具に使われる木材には、それぞれ異なる色合いや木目、質感があります。
明るいお部屋にしたい、落ち着いた高級感が欲しいなど、大切にしたいポイントは人それぞれです。
木材の特徴を知っておくと、見た目だけでなく暮らし方に合った家具を選びやすくなります。
店頭で家具を見る際は、ぜひ木目の色合いや手触りなど、写真だけではわからない天然木ならではの表情にも注目してみてください。
